身近な自然で遊ぶブログ
昔の話です。

もう、ボロボロですが、
何度も読み返した本があります。

千葉の柏で、
一人暮らしをはじめたころに、出会った本でした。

北海道の釧路川から、九州の川内川まで、
日本の川を、河原でキャンプしながら、カヌーで川下りをしたエッセイです。

野田知佑氏の自由な生き方に感銘を受けました。

何度も読み返しながら、
自分も、
カヌーで川を下りたい。
河原でキャンプしたい。
と思うようになりました。


本屋で、カヌーに関する本や雑誌を探すようになり、
ビーパルの「カヌー・リバーツーリング入門」や、「日本の川地図101」を買いました。
そして、山海堂のカヌーツーリング・シリーズも買いました。

その雑誌を見ながら、
カヌーで川を下りたい。
河原でキャンプしたい。
という思いでいっぱいになりました。

雑誌の広告で、家の近くにカヌーショップがあるのを見つけました。
アーサー・ベルというお店でした。
今、インターネットで検索しても見つからないので、
もう、ないのかもしれません。

そして、そのカヌーショップに行ってみました。
小さなお店だったのですが、はじめて見るカヌーやパドル、ウェアやキャンプ道具が所狭しとおかれていました。

キャンプ道具って、たくさんあって、見ているだけでも楽しいですね。

そして、お店に何度か通って、
ファルフォークのベガというカヌーを買いました。
そして、パドルとライフジャケットを買いました。
テントと寝袋など、キャンプ道具も買いました。

カヌーは組立式のファルトボートです。
形はカヤックなのですが、ここではカヌーとします。

はじめて、そのカヌーをもって那珂川に行ったのは、1992年の夏でした。
すべて自己流で、流れのゆるやかなところで練習をしました。
わざとひっくり返って、沈(ちん)の練習もしました。
ドキドキでしたが、少しだけ川下りをして、那珂川大橋まで行きました。

日本の川を旅するの、はじまりでした。


かわらとど
アウトドアとアートが好きです。
なかなか遠くには行けないのですが・・・
身近な自然で遊んでいます。